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全身を保湿するために、保湿クリームを使うことは可能です。しかし、全身を保湿するポイントを理解して、正しい方法でケアすることが大切です。ここでは、全身の保湿に適したクリームの選び方や塗り方、保湿効果を高めるインナースキンケアについて詳しく解説します。

全身を保湿するために、保湿クリームを使うことは可能です。しかし、全身を保湿するポイントを理解して、正しい方法でケアすることが大切です。ここでは、全身の保湿に適したクリームの選び方や塗り方、保湿効果を高めるインナースキンケアについて詳しく解説します。

肌の保湿は、顔だけでなく全身に必要です。しかし、全身の保湿には適切なスキンケアアイテムを選ぶことが重要です。この記事では、体用のスキンケアアイテムの選び方や塗り方、さらには体内からの保湿ケア「インナースキンケア」について紹介します。

 

顔と同様に、全身の肌にも特徴があります。顔と比べると、身体の皮膚はより厚く、より乾燥しやすく、強い刺激に対しても強くありません。また、身体の皮膚は顔と比べて大きな面積を持っているため、より多くの保湿ケアが必要です。

 

 

多くの人が「顔には手をかけるけど、体にはそこまで気を配っていない」と思っているかもしれません。
しかし、顔だけでなく体全体も保湿が重要であり、場合によっては顔よりも過酷な環境にさらされることもあるため、体用の保湿ケアも大切です。

例えば手は、毎日何度も手洗いや食器洗い、消毒などで水や洗剤にさらされ、保湿を怠ると手荒れの原因になります。

また、腕や脚、おなかなどは衣服で守られているものの、摩擦や蒸れによってトラブルが生じることもあるため、全身の肌の保湿やスキンケアは重要です。

ただし、肌の角質の厚さや皮脂の分泌量は部位によって異なるため、保湿ケアの必要性も変わってきます。特に以下の部位は皮脂の分泌が少なく角質が厚いため、乾燥しやすく保湿が必要とされています。

 

●皮脂量が少なく、乾燥しやすい部位

皮脂腺は、手のひらと足の裏を除くほぼ全身に存在し、集中する部位が異なります。頭皮や顔のTゾーン、デコルテを含む胸元、背中、ワキ、へその周囲などは、皮脂の分泌量が多いため、特に注意が必要です。

首、腕、お尻、太もも、ふくらはぎ、肘、膝などの部位は、比較的皮脂の量が少なく、乾燥しやすいとされています。全身の保湿を行う場合は、これらの部位を重点的にケアする必要があります。

爪や唇には皮脂腺が存在しないため、皮脂の膜によって保護されておらず、乾燥が進んでしまいます。そのため、特に保湿を行う必要があります。


角質層が厚くなりやすく、乾燥しやすい部位もあります。かかとなどがその代表例です。

その他にも、かかとのように角質層が厚くなり、乾燥しやすい部位もあります。

かかとの皮膚は顔の皮膚の100倍もの厚さがあり、体の中でもっとも角質層が厚くなる部位です。ターンオーバーがうまくいかないと、乾燥によって角質層が蓄積されてしまうため、根気よく保湿を継続し、過剰な角質層を防ぐことが重要です。

もちろん、個人差はありますが、乾燥しやすい部位の肌は、全身を丁寧に保湿することが必要です。

全身を保湿するクリームは、保湿成分が豊富なものや、テクスチャーが潤滑で肌にしっかり浸透するものがおすすめです。また、個々の肌質や体調に合わせて選ぶことも重要です。

全身を保湿するには、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。
また、部位によってケアの方法を変えたり、使うクリームを変えたりする必要はあるのでしょうか。

角質が厚くなりやすい部分のケアには「尿素入りクリーム」が最適です。
尿素には水分を保持する働きと硬くなった角質をやわらかくする働きがあります。そのため、肘や膝、かかとなどの角質が厚くなりやすい部分のケアには特におすすめです。
尿素は水分を保持する働きや硬化した角質を柔らかくする働きがあるため、肘や膝、かかとなどの角質が厚くなりやすい部位のケアには特に効果的な尿素入りクリームがおすすめです。
腕や脚、お尻などの角質があまり厚くない部位でも、ケアを怠るとターンオーバーが遅くなって角質層が厚くなることがあります。そのため、全身に尿素配合のクリームを使用して、適切なターンオーバーを促すようにしましょう。
手や首の肌はデリケートで、顔と同じように丁寧なケアが必要です。特に首の肌は薄くて汗をかきやすく、汗が蒸発する際に肌の水分も奪われやすくなります。しっかりと保湿して乾燥を防ぎ、シワのできるのを予防しましょう。
人間の汗腺には全身に分布する「エクリン汗腺」と、汗を分泌する能力を持つ「能動汗腺」があります。能動汗腺は背中、首、額、手の甲が最も汗をかきやすく、次いでお腹、頬、わきの下とされています。
首は顔と同様にデリケートな肌で、汗をかきやすい部位です。汗が蒸発する際に肌の水分も奪われてしまうため、丁寧なお手入れが必要です。保湿をしっかり行い、乾燥を防ぎ、シワを予防しましょう。
手は一日中洗いやすいため、乾燥してシワができやすい部位です。手も顔と同じようにUVケアや保湿、マッサージなどのケアが必要です。潤いを与えて手のシワを防ぎましょう。

 

 

お風呂での正しい洗い方は、全身の保湿にもつながります。ぜひ見直してみましょう。

全身の保湿に繋がる入浴時の体の洗い方を見直すことが大切です。

肌を守るためには、体を洗いすぎないよう注意しましょう。ゴシゴシと洗うことは肌のバリア機能を低下させてしまう原因になります。

肌に負担をかけすぎないよう、綿素材のタオルとよく泡立てたボディソープを使って、やさしく体を洗いましょう。皮脂腺が多い部分は特に丁寧に洗い、ゴシゴシと力を入れて洗わないようにしましょう。

肌の潤いを奪いすぎないためには、ぬるま湯でしっかりとすすいで流し残しがないように注意しましょう。入浴後は、尿素配合のクリームで全身を保湿してください。

 

全身の肌のコンディションを上げるにはインナーケアが大切

肌の外側からの保湿ケアだけでなく、内側からのインナーケアも重要です。全身の肌コンディションを整えるためには、インナーケアが欠かせません。

インナーケアは全身に効果が現れるため、肌の潤いを効率良く保つことができます。化粧水やクリームを塗った部位だけに効果が現れる外側からの保湿ケアとは異なります。おすすめのインナーケアをいくつかご紹介しましょう。

全身の肌コンディションを整えるインナーケア① 運動

運動には血行を促進したり、ストレスを解消したりといった、肌以外の健康にとってもさまざまな良い効果があります。ただし、激しい運動は肌の老化を加速させる活性酸素が発生し、かえって逆効果になる可能性もあるので注意が必要です。肌のことを考えると、リラックスしてゆったりと行える、ヨガやストレッチがおすすめです。

また、スクワットをゆっくりと無理のない範囲で行うことで、ふくらはぎを鍛えて全身の血流をアップさせることができます。このような運動は、健やかな肌づくりに有効だとされています。

全身の肌コンディションを整えるインナーケア② 睡眠

美しい肌を保つためには、7時間程度の適切な睡眠時間だけでなく、質の高い睡眠を得ることが重要です。

睡眠の最初の3時間は、睡眠の深さがピークに達し、体をリラックスさせるゴールデンタイムです。美しい肌を手に入れるためには、この時間を大切にして、良質な睡眠環境を整えるようにしましょう。

全身の肌コンディションを整えるインナーケア③ 食事

美しい肌を維持するためには、バランスの良い食事が欠かせません。

食事は、美しい肌と健康を維持するために不可欠な要素であり、栄養素を適切に摂取することが重要です。

栄養素を十分に摂取するためには、腸内環境を整えることが必要です。
腸内細菌のバランスは、肌や健康に大きな影響を与えるため、善玉菌を増やすために、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取することが重要です。

ぬか漬け、味噌、しょうゆ、納豆、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品や食物繊維を積極的に摂取することで、腸内環境を整え、美しい肌を手に入れることができます。

忙しい日常で、食事に気をつけることが難しい場合は、サプリメントやドリンクを活用することもおすすめです。

肌を内側から整えるインナーケアと、外側からの保湿ケアを併用して、ハリやツヤ、潤いのある美しい肌を目指していきましょう。