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身体全体を保湿するために必要な部位はどこでしょうか?保湿ケアの方法を徹底的に解説します。

身体全体を保湿するために必要な部位はどこでしょうか?保湿ケアの方法を徹底的に解説します。

日常的な顔の保湿ケアには気を使っている人も多いでしょうが、体全体の保湿ケアについては特に注意を払っていない人も多いのではないでしょうか?首やデコルテ、手のひらやひじ、ひざなどの部位は、毎日紫外線や乾燥などの刺激にさらされています。そこで今回は、体全体の保湿ケアについて、特に注意を払うべき部位を徹底解説します。

 

 

顔だけでなく、体全体の保湿ケアも大切です!体にも保湿ケアが必要な理由とは?

肌には毎日の保湿ケアが必要ですが、体全体の保湿ケアを行うことを忘れてしまう人が多いのではないでしょうか?
体も顔と同じように紫外線や乾燥などの刺激を受けています。洋服で覆われていても、紫外線や外気には触れない部分でも、布との摩擦や汗をかいて蒸れることが、お肌にとっては刺激となります。

そのため、全身の肌ケアが欠かせません。

気をつけるべき保湿ケアのポイントは、肌の部位によって異なる‟皮脂の分泌量“です。
「皮脂腺」は、顔だけでなく、頭皮、胸、背中、手足などにも存在し、顔のテカリやニキビの原因となる皮脂を分泌しています。それぞれの部位で分泌される皮脂の量が異なるため、皮脂量に合わせたケアが重要です。
背中や胸など、皮脂分泌量が多い部位です。
皮膚がニキビやあせもを引き起こしやすいので、汚れをしっかり落とすことが重要ですが、強く擦るのはNG!綿のタオルと弱酸性の洗浄剤を使って、やさしく洗うことが大切です。


●ひじやひざなど、皮脂分泌量が少ない部位である。
皮膚が乾燥しがちな場合は、しっかりと保湿を行うために、保湿力の高い保湿クリームを使用することをお勧めします。


乾燥しやすい季節の中、首や手元、ひじ、ひざ、かかとなど、特に保湿ケアを心がけたい部位を中心に、保湿ケアのポイントをご紹介します。


首は、顔と一緒に保湿ケアを行うことで、老化が現れやすいパーツNo1として知られています。

首は、薄く乾燥しやすい皮膚を持つため、気づかないうちにシワやたるみが出てしまい、体の中で最も年齢がわかりやすい部位として知られています。

それでも、普段から首の乾燥を感じる人は少なくないでしょうか?
実は、首は顔よりも汗腺が多く、汗をかきやすく、しっとりした肌質を保つためには、汗を拭き取るのではなく、蒸発させることが重要です。汗をそのままにしておくと、汗の蒸発と共に肌表面の水分が奪われてしまい、顔と同じように乾燥してしまうのです。

首は顔よりも薄い皮膚を持ち、睡眠中や日中の姿勢によって同じところに何度もシワが深く刻まれていくのです。時間を重ねるごとに、これらのシワは大きくなり深くなっていきます。


<乾燥やシワ・たるみを防ぐ!顔と一緒にできる首のケア>
顔のスキンケア時に、首とデコルテも一緒に保湿効果の高い化粧水+乳液を使用しましょう。
日常のスキンケアにおいて、顔と首、デコルテを保湿した後、ティッシュやコットンを当てて10~15分間パックをすることで、効果が高まります。

夏は汗をよくかくため、顔や首、デコルテをやさしくふいて清潔に保ちましょう。日焼けしたら、冷たいタオルでほてりを抑え、しっかり保湿しましょう。

おすすめアイテム:コラーゲン生成を促進するレチノール、新陳代謝を助けるナイアシンアミド(ビタミンB3)配合の化粧水や乳液など、ビタミンCの吸収力を改良したビタミンC誘導体を配合した製品。

 

ナイアシンアミドは、紫外線によるDNAの損傷の修復、抗酸化作用、メラニンの生成の抑制、肌荒れの予防、そしてエネルギーの生成の促進などの効果を期待できます。


●リンパマッサージ&かんたんストレッチで若々しい首
クリームなどを使って、鎖骨の周りをやさしく円を描くようにマッサージ(片側ずつ5~10回)を行うと、リンパの流れや血流が改善され、むくみが取れ肌のハリもUPすることができます。

首を横に曲げて「イー」と言いながら、10秒間キープ(3回繰り返す)しましょう。首を支える胸鎖乳突筋を鍛えるために、あごを突き出して力を入れてください。


手を頑張らせる過酷な状況において、ハンドクリームに加えて「+α」のスペシャルケアを施しましょう。

 

手は、衣服で覆われることが少なく、人の目にも鮮やかに映る存在です。
毎日の生活で、水や洗剤などに触れることで、多くのダメージを受けているパーツです。特に、コロナ禍で、頻繁に手を洗ったり、手指消毒をする機会が増えたことで、さらに過酷な状況にさらされています。

手を適切にケアしないと、年齢を重ねるごとに肌の色がくすみ、乾燥が進み、シワが浮き出てきてしまいます。


手のストレッチ・マッサージを行うことで、肌の保湿効果を高めることができます。
手首や手の甲をストレッチやマッサージすることで血行が促進され、化粧水やハンドクリームの保湿効果が向上するということがわかりました。

外出する時は、必ず手をカバーしましょう。薄手の手袋などを着用すると、紫外線からお肌を守るだけでなく、保湿効果もあります。

家庭での食器洗いの際には、ビニール手袋を必ず着用するようにしましょう。特にお湯で洗う場合は、お湯が皮脂と共に肌の潤いに必要なセラミドを流してしまうため、手の老化予防と保湿のためにビニール手袋は欠かせません。


厚い角質を持つパーツには、尿素を使用してターンオーバーを整えることで対策を行うことができます。

薄い肌の人は、他の体の部位よりも「ターンオーバー」のサイクルが短いため、細胞が活発に働き、水分量を維持しやすく、皮脂も十分に分泌されています。その結果、紫外線などのダメージからの回復も早いという特徴があります。

一方、かかとやひじ、ひざなどの皮膚が厚い部位では、ターンオーバーの周期が長くなるため、水分を保持しづらく、皮脂分泌も不十分となります。このため、カサカサした状態が悪化し、ひび割れや黒ずみを生じる可能性があります。


角質を優しくケアして肌のターンオーバーを促進しましょう。
硬くなった肘や膝、かかとのケアには、やすりなどで無理なこすりをしてはいけません!「尿素」が配合されたクリームを使用してケアすると、角質が柔らかくなり、徐々に角質のターンオーバーが正常化していくことができます。
姿勢や歩き方、靴の選び方などがかかとや足の裏のターンオーバーの乱れの原因となることが多いので、歩行習慣を見直すことをお勧めします。


●かかとや足裏のターンオーバーを助ける歩行習慣を
足裏を均一に圧力をかけながら歩く
足裏の偏りがあると、重心がかかる部分が固くなってしまいます。

・サイズの合った靴を履く
足をしっかりと支えるが、過度に締め付ける靴は、血流を妨げてしまい、冷え症の原因となり、体のターンオーバーが乱れる可能性があります。


「食事・睡眠・運動・ストレスケア」で、体の中から潤いを生み出して

美肌の維持には、外的要因だけでなく、健康状態による影響も大きいです。
体内の水分を保つためには、外部からの保湿ケアだけでなく、内側からのケアで体調を整えることが重要です。

健康的な食事をとり、十分な睡眠をとり、適度な運動をすることで、ストレスを抑え、健康的なライフスタイルを維持し、体内から‟活力”を取り戻しましょう。

特に重要なのは「食事」です。
腸の健康状態はお肌の状態に大きな影響を及ぼすため、発酵食品や食物繊維を摂取して腸を整えることが重要です。インナーケアの効果を実感するためには、2~3ヶ月間継続して行う必要があるので、食習慣を長期的に変えていくことをお勧めします。

日常の生活で忙しくて栄養バランスを保つのが難しい場合は、サプリメントやドリンクを摂取することをお勧めします。


まとめ

肌のトラブルを防ぐために、顔の保湿ケアと同様に、首やデコルテもしっかり保湿し、荒れやすい手や角質が厚いひじやかかとなどの特別な部位には特別なケアを行うことが重要です。

さらに、食事・睡眠・運動・ストレス管理など、体の内側からケアを行うインナーヘルスケアを行うことで、お肌の状態も改善されます。サプリメントやドリンクなどを摂取し、肌に必要な栄養を摂取し、美しい肌を目指しましょう。