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「保湿=化粧水」では不十分!正しい保湿ケアを学びましょう

「保湿=化粧水」では不十分!正しい保湿ケアを学びましょう

「保湿」と聞いて思い浮かべるのは、たっぷりの化粧水で肌を潤すことかもしれませんが、本当にそれだけでよいのでしょうか? 実は、適切な保湿には化粧水に加え、油分も必要になるのです。正しい保湿方法を知り、体の内外から潤いを補いましょう。

 

 

化粧水だけで保湿は不十分!

健康的な肌には、潤いが不可欠です。肌の水分量が最も多いとされる赤ちゃんの肌を100とすると、30代になると65%、40代になると半分以下まで減少します。赤ちゃんのような潤いのある肌を目指すために、化粧水をたっぷり使って保湿しようとする人もいますが、実はそれだけでは不十分なのです。化粧水で水分を補うことはできても、それだけでケアを終了してしまうと、肌表面から水分が蒸発してしまい、かえって乾燥を招くこともあります。しっかり保湿しているつもりでも、実は肌にとって十分なケアになっていないことが多いのです。

肌の水分保持メカニズムを理解すれば、正しい保湿ケアがわかります!

化粧水だけでは保湿が十分とは言えない理由は何でしょうか? 肌の水分保持メカニズムを理解することで、その理由がわかるようになります。

化粧水だけでは保湿が十分でないのは、肌に「ふた」がされていないためです。

肌の水分は角質層が保っています。角質層には、「NMF」「角質細胞間脂質」「皮脂膜」という3つの保湿成分があります。NMFは水分を取り込み、保持する働きがあり、角質細胞間脂質は水分と油分のバランスを整え、皮脂膜は肌表面を覆って水分の蒸発を防ぎます。これらがバランスよく働くことで角質層は安定し、肌を守ります。

 

肌内部の水分量を維持するには、角質層のバリア機能を強化することが重要です。角質層が乱れると、肌のバリア機能も低下し、水分が蒸発しやすくなります。そのため、スキンケアの最後には油分を補って肌表面に「ふた」をすることが必要です。化粧水で水分を補うだけでなく、乳液やクリームなどの油分を使って水分を閉じ込めることが大切です。

化粧水や美容液を選ぶ際には、保湿成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

保湿成分として有名なコラーゲン、ヒアルロン酸セラミドなどが配合された化粧水や美容液は、角質層の保湿効果を高めることができます。特に、セラミドはスキンケアが浸透する角質層に存在する成分であり、肌の保水力とバリア機能を強化する働きがあります。

 

セラミドが配合されたスキンケアアイテムは特におすすめです。セラミドは角質層に存在し、肌の保水力とバリア機能を強化する働きがあります。

セラミドは角質層に水分と油分を閉じ込める効果があり、肌のバリア機能を高めることで外的刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発してしまうことを防いでくれます。

コラーゲンやヒアルロン酸は肌にハリや水分を与えることができますが、これらの成分は真皮層という深い場所に存在しており、化粧品で補うよりも食事やサプリメント、ドリンクなどのインナーケアで補ったほうが効果的です。後ほど詳しく説明します。

 

自分の肌質に合わせた保湿方法で、潤いを逃がさない肌を目指す

保湿効果を高めるためには、自分の肌質に合わせた保湿ケアが大切です。以下では、乾燥肌、オイリー肌、混合肌それぞれに合った保湿方法を紹介しますので、自分の肌質に合わせた方法を選び、潤いのある肌を目指しましょう。

【乾燥肌】の保湿スキンケアのポイント

乾燥肌の人は、顔全体がカサついたり、洗顔後に肌がつっぱったり、目元や口元に小ジワができたりすることがあります。洗顔や化粧水、美容液などのスキンケアによる刺激を避け、低刺激の泡立てた洗顔料を使用して肌を洗い、ぬるま湯で洗い流すことが大切です。また、洗顔後はすぐに保湿を行い、化粧水、乳液、クリームなどを手のひらでおさえるようにして肌に浸透させましょう。

【オイリー肌】の保湿スキンケアのポイント

オイリー肌の人は、顔全体がテカりやすく、洗顔後に保湿をしなくても皮脂が浮いてくることがあります。しかし、肌内部の水分が不足するため、水分だけでなく油分も補うことが大切です。乳液やクリームを薄く重ねるなどの工夫をして、肌に必要な水分と油分をバランスよく補いましょう。

【混合肌】の保湿スキンケアのポイント

混合肌の場合、Tゾーンはテカりやすく頬は乾燥しやすいことが多いため、部位ごとに適切なスキンケアを行うことが大切です。例えば、乾燥する部分には乾燥肌向けのクリームをたっぷりと、テカりが気になる部分にはオイリー肌向けのケアとして軽めのクリームを使用するなど、肌状態に合わせたケアを心がけましょう。

 

肌の状態は生活習慣に大きく影響されるため、カサカサ肌などの肌トラブルには、適切なインナーケアが必要です。睡眠不足やストレスは、肌のターンオーバーを乱し、バリア機能の低下や乾燥などを引き起こすことがあります。健康的な生活習慣を心がけ、ストレス発散方法を見つけるなど、総合的なケアを行いましょう。

 

肌の潤いは、外側のスキンケアだけでなく、体の内側からのインナーケアも大切です。体の内側からの栄養補給は、肌の健康維持にとって欠かせません。

睡眠や食事などの生活習慣は、肌の状態に大きな影響を与えるため、健康的なライフスタイルを心がけることが大切です。ストレスや睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、バリア機能の低下や乾燥などを引き起こすことがあります。規則正しい生活習慣を心がけ、健康的な肌づくりを目指しましょう。

 

「肌に必要な保湿成分であるコラーゲンを含む食材を積極的に摂ることで、健康的な肌づくりを目指しましょう。例えば、手羽先や牛すじ、卵などには高品質のコラーゲンが含まれており、肌を潤し、健康的な肌を作るのに役立ちます。ただし、過剰な摂取は注意しましょう。過度な食べ過ぎは皮下脂肪を増やす原因となり、むくみやニキビの原因になることもあります。健康な肌を作るためには、サプリメントやドリンクでコラーゲンやヒアルロン酸を摂ることもオススメです。」

 

「肌の健康には、外からのスキンケアだけでなく、内側からのケアも重要です。生活習慣や食事など、内面からのケアを行い、潤いのある健康的な肌を目指しましょう。」